被リンクとコンテンツSEO、どちらも質を向上させるべき

サイトのURL

Googleが現在発表している見解では、上位表示の条件として「三要素」が挙げられ、そのうち同率一位とされているのが「被リンク」と「コンテンツの質」となっています(Googleの検索品質シニアストラテジスト、アンドレ・リバチェフ氏による発言)。
これまでの被リンク至上主義であった時代は終わり、コンテンツ自体の質を上げて自然な被リンクを増やせるようなサイト、つまりコンテンツSEOが最も重要となります。
コンテンツSEOでよく取り上げられる、メインワード・サブワードに関しても、いくら検索流入を促したところでコンテンツ自体に魅力やボリュームがなければ離脱率が向上してしまい、検索結果において上位表示されることはありません。

検索順位の審査基準とされる三要素のうち、三位であるRankBrainについても触れておきましょう。
こちらもSEO対策を行う上ではかなり重要な位置を占める要素です。
Googleには学習機能を備えた人工知能(AI)による独自のランキングアルゴリズムを持っています。
これにより、先述の通りサイトの評価を決定し、検索順位へと反映させるのですが、このランキングアルゴリズムは度重なるアップデートで進化し、審査・評価の精度をどんどん向上させています。

Googleは、2015年に検索エンジン用のアルゴリズムである「RankBrain」を発表しました。
Google検索アルゴリズムの中にあるプログラム「ハミングバード」に組み込まれているもので、ユーザーが検索クエリ(検索窓)に入力する意味を理解し、情報を蓄積して精度をあげていくという優秀なプログラムです。
たとえば「オーストラリア 首都」で検索すれば、オーストラリアの首都である「キャンベラ」の地図や情報、そしてフライト情報まで出てきます。
RankBrainが情報を蓄積し、集積した結果Googleが「オーストラリアの首都」が「キャンベラ」であるということが理解でき、こういった検索結果を表示することができます。
もしRankBrainがなかった場合、Googleはこの単語が持つ意味やユーザーが検索した意図を理解せず、「オーストラリア」「首都」のふたつの文字列が掲載されたサイトを羅列するだけの結果になります。

実際に調べてみれば分かりますが、「オーストラリアの首都はシドニーではない」という内容のページも見当たります。
シドニーは巨大な経済都市で、首都キャンベラよりも有名であるため多くの人が誤解しがち、という情報もRankBrainは集めて、その結果に反映させています。
全検索のうち、RankBrainが処理する割合は15%と言われていますが、一日30億クエリのうち、4億以上のクエリを処理しているためこのような精度が保てています。

検索結果の表示順位を上昇させるには、コンテンツの品質の向上がカギを握っています。
これにより、良質な自然被リンクが自ずとついてくることでしょう。
また、ランキングアルゴリズムの傾向を頭に入れながらコンテンツを作成することが、ページランクの上昇に大きく繋がります。